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アロマダイアリー 2012年1月

2012年1月26日 肺がんの90歳代女性へのアロマトリートメント
上肢からトリートメントに入りました。はじめは何をしているんだろう?といった不思議そうな表情でいらっしゃいましたが、上肢のトリートメントが終わるとご自身の手をかざして眺めながら、「栄養を与えてもらって手が喜んでるみたい」と、とても 嬉しそうな表情をみせてくださいました。
下肢のトリートメントに入っても、繰り返し何度も両手をかざしてみては「本当に久しぶりに栄養を与えてもらった。たまにはクリームとかつけなきゃね」、とご自身の肌が潤われたことに喜ばれているご様子でした。
足がいつも冷えちゃうから暖かくするようにしてるんだけど・・と足の冷えを気になされていましたが、マッサージ後は「温まった〜」と喜んでいただけました。(山内)
2012年1月24日 筋ジストロフィーの30歳代女性へのトリートメント
呼吸器を付けられて仰向けの状態で、手足を自力で動かすことは困難な様子でした。
足先の冷えがつらいとのことで、看護師さんが「マッサージ楽しみにしていたのよね」と話しかけると、 嬉しそうにうなづいていらっしゃいました。
両方の膝から足の裏までを30分程マッサージすると、真っ白だった足の裏の血色が良くなりました。 患者さんは小さな声で、「温かくなりました」とにっこり笑ってくださいました。 (田名部)
2012年 1月12日 脳梗塞後遺症の90歳代女性へのトリートメント
デイルームの端に車イスでいらっしゃいました。うつむいてあまり元気のない表情で した。
以前からトリートメントさせていただいていた方ですが、療養型の病棟から認知症の病棟に移られていました。初めてお会いしたときはしっかりした方だなという印象を受けたのですが、前回伺った時はご機嫌があまりよくなく、アロママッサージのことも全く覚えていらっしゃらないご様子でした。
「こんにちは。手足のマッサージをさせていただきにきました。」と声をかけると、こちらに目線をくれました。でも、きょとんとされ、何のことかわからないというご様子でした。
「以前もやらせていただいていたんですよ。香りのするオイルで手足を軽くさするようにマッサージさせていただきますね。やっているうちに思い出すかもしれません。
いやだったら途中でやめることもできるので大丈夫ですよ。」とお話しすると、うなずいてくださり、トリートメントすることにご同意くださいました。
最初は、マッサージしている私の手元を心配そうな表情でじっと見つめていらっしゃいましたが、片方の上肢が終わってもう片方の上肢に移るときには、「あぁ気持ちいい。」と笑顔がみられ、徐々に身体の力が抜けていきました。上肢が終わって下肢に移るときには、「あぁ気持ちいい。ありがとうございます。足もやってくださるの?」とおっしゃいました。下肢の施術中、「いい香りがする。」と手のオイルの香りを嗅がれていました。
下肢の施術が終わると、ご自分で少し足を動かされ、「楽になった。まぁありがとうございました。」と笑顔でおっしゃってくださいました。「また今度来ますので、 マッサージさせてください。」と私が言うと、「お願いします。」と笑顔で答えてくださいました。
最初は暗い表情だったのが、マッサージをして笑顔になってくださり、うれしく思いました。病気の影響や、年齢、環境など、認知症の進行はやむをえないのかもしれませんが、 定期的にアロママッサージをさせていただくことで、良い刺激になれば と思います。(清水)
2012年 1月12日 認知症の70歳女性へのトリートメント
訪室しアロマのトリートメントに来たことを伝えると「あら。久しぶりね。 横になればいい?」とさっそくご自分で準備をしてくださいました。 前回伺ったのが昨年 の2月くらいだったので、約1年ぶりのアロマ。
何度も「久しぶりね。これ気持ちいいのよね。」と繰り返しおっしゃりながらも、トリートメントが始まると目を閉じて堪能されていました。
ひとつの部位が終わるごとに「気持ちがいいわね。」と感想をおっしゃってくださり、「週何回来てるの。またお願いできるかしら。」と何度となく質問されました。
「隔週で来ているので、またご希望くだされば伺いますよ。」とお伝えすると、嬉しそうな表情をされました。
終了後は、「気持ちよかったわ。どうもありがとう。」とお部屋を退室するまで何度も繰り返し声をかけてくださった。
(川島)
1月19日 乳がんと肺がんの80歳代女性へのアロマトリートメント
初めてアロママッサージを受けられる方。便秘の為、お昼過ぎに坐薬を使用し飲み薬も服用されたということで 伺った時もトイレに行かれていた。 ちょうど同じ日に同室の方もアロマが入っていたので、先にこの患者さんのトリートメントをさせていただこうと声をかけると、「トイレに何度も行きたくなって落ち着かないから今日はいいわ」、とのこと。 しかし同室の方が「足をやってもらったら気持ちよかったよ。」と声をかけてくださり、それを聞いて「じゃあ足がだるいからやってもらおうかな。」と受けてくださることに。
「お話がお好きな方で、トリートメント中は途切れることなくお話をされていて、「今日はこれで足がすっきりしてよく眠れるね。」とおっしゃっていた。 途中で「本当は呼吸が苦しいから背中をさすってほしんだよね。肺がんでね。」 とおっしゃったので、おなかも落ち着いたご様子なので続けて背部のマッサージも行った。
体勢はうつ伏せが楽とのこだったので、ベッドにうつ伏せになっていただいて、やさしく背部を流すようにトリートメントを行った。
終了後は「気持ちよかったわ。ありがとう。今度はいつ来るの?またお願いね。」とおっしゃっていただき、アロマを気に入ってくださったご様子だった。 (川島)
1月17日 筋ジストロフィーの女性へのアロマトリートメント
前回、「アロマが大好きな方なんです」とご紹介いただいた方。私が近づくと、右手を差し伸べて迎えて下さった。その手をとりご挨拶すると、嬉しそうに、うん、うん、と頷かれた。力はあまり入らないものの、手関節も指の関節も柔軟性があり、拘縮は見られない。両手とも、中指・薬指がやや過伸展の状態。発語ははっきりしないものの、意思表示がしっかりとできるので、力加減などを伺いながら、お話ししながらゆったりとトリートメントを行った。
筋肉はかなり少なく、皮膚もとても柔らかいのが印象的だった。刺激するというよりは、ずっと楽しみにしていたアロマを十分楽しんでいただけるよう、ティッシュに精油をしみ込ませたものを嗅いでいただき、やさしいタッチを心掛けた。周期的に呼吸が速くなったりもとに戻ったりを繰り返しておられたが、不快に感じてのことではないようだったので安心して続けることができた。
トリートメントを終えると、ニコニコと微笑みながら頷いて下さった。(篠村)
1月12日 認知症の70歳代女性へのアロマトリートメント
訪室し、アロマのトリートメントに来たことを伝えると、「あら。久しぶりね。 横になればいい?」、とご自分で準備をしてくださる。 前回伺ったのが昨年の2月くらいだったので、約1年ぶりのアロマ。 何度も「久しぶりね。これ気持ちいいのよね。」と繰り返しおっしゃりながらも 、トリートメントが始まると目を閉じてリラックスされていました。ひとつの部位が終わるごとに「気持ちがいいわね。」と感想をおっしゃって くださり、「週何回来てるの。またお願いできるかしら。」と何度となく質問される。「隔週で来ているので、またご希望くだされば伺いますよ。」とお伝えすると、嬉しそうな表情をされる。
終了後は、「気持ちよかったわ。どうもありがとう。」、とお部屋から退室するまで 何度も繰り返し声をかけてくださいました。(川島)
1月12日  脳出血後遺症の50歳代男性へのアロマトリートメント
以前も何度かトリートメントをさせていただいている患者様です。前回までは両上肢にトリートメントをおこなっていましたが、今回は下肢へのトリートメント希望とのことで、今回は脚にトリートメントをおこないました。
患者様から、右脚の感覚が無くて、気がついたらすごく太くなってたとお話があり、拝見すると、仰る通り、右脚の浮腫が顕著にみられました。脚のトリートメントを始めて少し経過すると、今までにはあまり見られなかったホッと息つくようなリラックスした雰囲気が感じられました。 表情も、ゆったりと落ち着いていらっしゃいました。アロマの施術は、ゆっくり行っていると、少し浮腫みが軽減されました。
終了後、「右のお足、少しスリムになりましたよ」とお声かけすると、ご自身も実感されたようで、「ああ、よかった」とニッコリされました。(山内)


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