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アロマダイアリー 2012年9月

肺がんで入院中の60歳代女性へのアロマトリートメント
初めてアロマを受ける方です。訪室すると、「ありがとう。」と笑顔で迎えてくださいました。
アロマについて簡単に説明させていただくと、「アロマなんて初めてだわ。家でもアロマを焚いたりしようと思うけど、中々ね。。。」とのこと。
さっそくトリートメントを始めると、「あー。気持ちいい。」とおっしゃってアロマを気にいってくださった様子。
お話が好きな方で、トリートメント中はファッションや飼っている猫のことなど色々お話してくださいました。
終了後は「あー。ほんとに気持ち良かった。足も喜んでる。栄養が行き渡ったって感じね。」とおっしゃり、ご自分の足を鼻に近づけて、「足がいい香り。」と嬉しそうにおっしゃっていました。(川島)
2012年9月27日 がんで入院されている80代女性へのアロマトリートメント
今年の春まで入院されていて、何度かアロマをさせていただいていましたが、状態が落ちついたため一度ご自宅にお帰りになり、再入院されたということでアロマに伺いました。
以前は色々お話もされ、アロマを受けた後は、「足が軽くなって足運びが良くなるのよ。すいすい歩けちゃうの。」と嬉しそうにおっしゃって足取りの軽さを見せてくださっていました。
お部屋にお伺いすると、ベッドに横になられていて、目を覚まされているものの声掛けに対してはほとんど反応がありませんてした。一度手を伸ばされたので触れてみると、ギュッと力を入れて握り返されました。
そのまま手をとりながらトリートメントをさせていただいてもいいかお聞きすると、わずかにうなずかれたように見えたので、トリートメントをさせていただくことにしました。
トリートメント中は、先ほどのように時々手を伸ばしてこられたり、息をはーっと吐いたりされていて、しばらくは起きていらっしゃいましたが、終了近い頃は目を閉じていらっしゃいました。
お声をかけずに片付けていると目を覚まされたので、「終了しましたよ。」と声をかけると、またわずかにうなずくような仕草をして手を差し出されたので、そっと触れるとギュッと握り返してくださいました。(川島)
2012年9月27日 肺がんの70歳代男性へのアロマトリートメント
初めてアロママッサージをお受けになる方でした。病室に入り、ご挨拶をすると「この前、頼んでおいたやつだね。背中が痛いからお願いしますよ。」と待ってくださっていたご様子でした。
背中に何枚か湿布が貼ってありましたが、はがしてトリートメントをすることにしました。
うつ伏せの状態でも苦しくないとのことで、背中のトリートメントから始めました。
エフルラージュでゆっくりと流していくと、「痩せてしまって皮ばかりだからやりにくいでしょ。自分でも嫌になっちゃうよ。」と仰られていました。
胸椎の下部辺りの脊柱起立筋が痛むご様子で、トリートメントで触れるたびに「そこそこ、そこが痛いんだよね。」とおっしゃられていました。
絵を描くのが趣味だそうで、テレビの上にはたくさんの絵が飾られていました。
腹部に入るとお腹がコロコロ鳴りだし、「お腹がなってるね」と嬉しそうなご様子でした。
お聞きすると、便秘で困っていて下剤をいつももらっているが、薬を飲むと今度は下痢になってしまい苦しいとのことでが、お腹がコロコロ鳴ることはめったになく、驚いたとのことでした。
最近はお腹が空いたという感覚も感じることがないためお腹が鳴ったのは久しぶりとのことでした。
腹部が終わり、「手と、足もやってみますか?」とお聞きすると、「やれるならやってもらいたい」と仰いましたので、アロママッサージをしました。お肌は乾燥されていましたが、オイルを塗布するとしっとりとされていました。
普段は膝から下が冷え症で困っているとのことでしたが、この日は電気あんかを入れているからか冷えはありませんでした。
終始、お眠りになられることはありませんでしたが、すぐにリラックスされてトリートメントを楽しんでいただいているご様子でした。
手が終わると「なんだか温かくなってきたね。手がじんわりするね。(アロマを)やってもらうと体が軽くなるんだね。」と嬉しそうにされていました。そして、「触られているだけでこんなにも温かいんだね。不思議だね〜」と手の温かさを喜ばれていました。
終了すると「次回もお願いしますね」と仰いました。とてもアロマを気に入って頂けたご様子でした。(佐藤)
2012年9月27日 くも膜下出血の80歳代女性へのアロマトリートメント
10/2に退院とのことでとても嬉しそうになさっていました。右側の腰部がお辛いということで、うつ伏せで施術することになりましたが、うつ伏せになる姿勢はできないので、横臥位をとっていただき、体勢を楽にしてお受けいただきました。
退院までもう少しだったこともあるのか、発症してからのことを色々お話ししてくださいました。腰部は右の腰方形筋や脊柱起立筋がとても硬くなっており、肩もとても硬くなっていました。施術中は“とっても気持ちいい”と何度も仰ってくださいました。
この患者様はアロマを定期的に受けていただいていますが、2週間毎に会うたびどんどん回復に向かっており、とても希望と勇気を感じられた患者様でした。私は、この病院でアロマの施術をするまでは脳内出血の予後はこんなに回復するものとは思ってもいなかったからです。
患者様のお話を聞いているといかに良いお医者様と巡り合い、いかに早くリハビリを 始め、家族の支えが重要だと感じました。(須田)
2012 年9月20日 肺がんで入院中の60歳代女性へのアロマトリートメント
初めてアロマを受ける方です。訪室すると、「ありがとう。」と笑顔で迎えてくださいました。
2012年9月13日 脳出血の70歳代女性へのアロマトリートメント
本日は車いす(リクライニング式の)上で上肢のアロマトリートメントさせていただきました。
右手は三角巾で吊られていたのでマッサージは行いませんでした。
マッサージの最中は、「情けない」とか「家に帰りたい」など、お辛い気持ちを吐露しておられました。
お部屋の方たちとは交流されていて、お声を掛けたり、親しくお話しをされたりしていました。
下肢に浮腫みられました。前回も担当させていただきましたが、顔色は前回よりも良かったように思います。
施術中、時々涙を流されたりすることもあり、不安や、やり切れない気持ちをお話されると、何とお返事したらよいか難しいと思いました。経験を積んで、患者様にしっかり寄り添えるアロマセラピストになりたいと思います。(須田)
2012年9月13日 膵がんの60歳代女性へのアロマトリートメント
訪室すると笑顔で「よろしくお願いします。」と迎えてくださいました。足のむくみがあるということで、下肢のトリートメントを希望されました。アロマは全く初めてということだったので簡単に説明させていただきました。
トリートメントを始めると、「触ってもらうだけで気持ちいいわ。」とおっしゃってくださり、片足が終わった時点で、「軽い!もう片方と全然違う!」と感激されていらっしゃいました。
後半は目を閉じて、とてもリラックスされた様子で受けられていました。
終了後は、「人生初めてだわ、こんなことしてもらったの。あー。足がほんとに軽くて、全然違う。どうもありがとう。」と何度もお礼の言葉をかけてくださいました。
(川島)
2012年9月6日 卵巣がんの50代女性へのアロマトリートメント
初めてアロマを受けられる方でした。むくみがあるという申し送りを受けて訪室すると、ベッドの背もたれを起こして座っていらっしゃいました。アロマに来たことをお伝えすると、満面の笑みで「わぁ。ありがとう。」ととても嬉しそうな表情をされました。
トリートメントを始めると、ずっと目を閉じて、トリートメントと香りを堪能されていました。
顕著だったむくみは、わずかだか軽減した。
終了後は「しっとり。ありがとう。気持ち良かった。感激!」とおっしゃってくださいました。(川島)


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